大分県別府市の別府温泉は、源泉数と湧出量日本一。温泉といえば別府というほど、日本を代表する温泉地です。
万葉集の時代から、癒しを求めて多くの人が訪れてきた別府では、今でも人々の生活に温泉がしっかりと根付いています。
別府温泉には「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉郷があり、それぞれに異なる泉質と歴史をもっています。中でも鉄輪温泉は、今でも日本の湯治文化が生きる数少ない温泉街。白くたなびく湯けむりは、温泉の町 別府を象徴する景色です。
古き良き温泉街が今も生きる鉄輪温泉。その鉄輪の中心に、『別府旅館 湯元美吉』はあります。
昔ながらの風情ある温泉宿で、自家源泉から豊富なお湯を掛け流しで提供。また、敷地に湧き出る飲用温泉水はクセがなく、飲泉にも、宿の料理にも使われています。
湯元美吉の地下約150mから湧くこの温泉水は、別府でも珍しく、硫黄分をほとんど含みません。
温泉特有の飲みにくさがなく、けれど炭酸水素イオン豊富な温泉水は、そのままでも、コーヒーや日本茶に用いても美味しい、特別な温泉水です。